結婚後に持ち家を購入する前に考えるべき3つのリスク

結婚後は生活基盤を整えるために「そろそろ持ち家を買おうか」と考える夫婦も多いものです。しかし、マイホーム購入は人生最大級の買い物であり、勢いやイメージだけで決めると後悔につながることもあります。特に結婚後はライフイベントが多く、価値観・収入・生活スタイルが変わりやすいため、購入前にリスクを把握することが重要です。本記事では、結婚後に持ち家を購入する前に必ず考えるべき3つのリスクを解説します。

1. リスク① ライフプランの変化で家がミスマッチになる可能性

結婚後の数年間は、転職・転勤、妊娠・出産、働き方の変化など、ライフスタイルが大きく変わりやすい時期です。家を購入した後で状況が変わると、次のような問題が起こることがあります。

  • 通勤が不便になり、引っ越しを検討せざるを得ない
  • 子どもが増えて間取りが足りなくなる
  • 保育園・学校・医療機関などが不足していたことに後から気づく

こうした“生活の変化と家の不一致”は後悔のもとになりやすく、購入後数年で住み替えが必要になる人も多いのが現実です。

【対策】夫婦で5年・10年先の生活シナリオを共有し、「どの程度の変化まで対応できる家か」を基準にエリアや間取りを選ぶことが大切です。

2. リスク② 住宅ローンが家計に重くのしかかる可能性

住宅ローンは数十年に及ぶ長期返済です。購入時には「支払える」と感じても、将来的に次のようなリスクが発生します。

  • 片方の収入が育休・転職で一時的に減少する
  • 共働き前提でローンを組むと、どちらかが働けなくなった時に返済が厳しくなる
  • 金利の上昇により返済額が増える可能性

特に、結婚直後は将来の収入変動が読みづらいため、無理なローン設定は破綻のリスクを高めます。

【対策】返済負担率は「手取りの25%以内」を基本とし、片方の収入がなくなっても返済できる金額に抑えることが安全ラインです。

3. リスク③ 資産価値の変動で売りたいときに売れない可能性

マイホームは「買ったら終わり」ではなく、将来的に売却することも視野に入れておくべき資産です。しかし、以下のような理由で資産価値が下がる可能性があります。

  • 人口減少が進むエリアで価値が下がる
  • 老朽化や周辺の環境悪化で売れにくくなる
  • 購入時の価格が高すぎて売却時にローン残債を下回る(オーバーローン)

資産価値が低い家を買うと、住み替えが必要なタイミングで「売れない・借金が残る」といった問題が発生します。

【対策】過去の成約価格、将来の再開発、交通利便性、人口動向などを調べ、資産価値が維持されやすいエリアを選ぶことが重要です。

4. まとめ:冷静な判断が“後悔しない家選び”を実現する

結婚後はマイホームの購入を考えやすいタイミングですが、同時にライフプランが大きく変わる時期でもあります。購入前には、ライフスタイル変化のリスク・ローン返済のリスク・資産価値のリスクという3つを必ず検討し、将来を見据えた家選びを行うことが大切です。しっかり準備をしておけば、後悔のない住まい選びができ、夫婦の生活がより安定し豊かなものになります。焦らず冷静に判断し、より良い選択をしていきましょう。

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